こんにちは韋駄天の助です。
前回まではグラブについて
ポジション別にお話しさせていただきました。
今回からは野球場について
お話しさせていただきたいと思います。
<野球場について>
球場によってグラウンドの違いがありますので、
それによってオーダーや戦略が大きく変わってくる事もあります。
<土のグラウンド>
昔の野球場は土のグラウンドが殆どでした。
土のグラウンドはゴロの場合、イレギュラー多い上、
バウンドするたびに
打球の勢いが無くなりますので、
内野手は安定したフットワークや
グラブ捌きが求められます。
従って、守りの野球が求められますので、
特に二遊間は守備の良い選手を基準に
起用することが多いです。
<人工芝の球場>
一昔前までは土のグラウンドが殆どでしたが、
近年では人工芝の球場が増えました。
人工芝のグラウンドは硬さがありますので、
ゴロの場合、打球の勢いがあまり緩くなりません。
従って、内野手は足を使ったフットワークを使わなくても
打球が転がってきますのでポジショニングは深くなります。
その結果、イレギュラーや打球が緩くなったりすることが
少ないので多少守備に難があっても守れるようになりました。
従ってバッティングの良い選手を
積極的に起用するようになってきました。
<天然芝>
一昔前まで天然芝は外野のみで使われていましたが、
近年では内野でも使われるようになってきました。
天然芝は土のグラウンドと似ていて、
打球の勢いが無くなりやすいのが特徴です。
しかし芝生の手入れは非常に難しいため、
微妙に長さが異なったりします。
その結果、土のグラウンドではありえないような
不規則な打球が転がってくる事もあります。
アメリカでは天然芝が当たり前ですが、
日本ではあまり見受けられません。
その理由として挙げられるのは、
予算の問題と手入れ(グラウンド整備)が非常に難しいため、
なかなか導入されにくいのが現状です。
<マウンド>
土のグランドと人工芝のグラウンドでは
マウンドの土質も変わってきます。
土のグラウンドの場合、
フィールド内(内野)の土と同じ土が使われています。
従って、グラウンド整備をする際は
マウンドから円を描きながら整備していきます。
人工芝の場合の場合、マウンドやベース回りは土ですが、
それ以外は人工芝ですので、土があまり舞わないように
少し硬い土や粘土の高い土を使用したりします。
グラウンド整備の際、土のグラウンドのように
手間をかけることはありませんが、
水はけがあまりよくないので、
水の撒き過ぎには注意しなければなりません。
最後まで読んで頂き有難うございます。