こんにちは韋駄天の助です。
前回は大阪ドーム(京セラドーム)について
お話しさせていただきました。
今回はMAZDA Zoom Zoom スタジアム広島について
お話しさせていただきます。
<住所>
広島県広島市南区南蟹屋2-3-1
<開場>
2009年4月1日
<アクセス>
JR広島駅南口から徒歩約10分
広電的場町電停から徒歩約10分
マツダスタジアム前バス停から徒歩約3分
<球場データ>
左翼 101m
左中間116m
中堅122m
右中間116m
右翼100m
外野フェンスの高さ 2,5m~3,6m
面積12710㎡
総収容人数 33000人
内野1階席14150人 内野2階席6400人
外野1階席6550人 外野2階席3250人
車椅子席142席
固定席以外 約2500人
MAZDA Zoom Zoom スタジアム広島は
広島市が所有する球場であり、
老朽化により取り壊しが決まった広島市民球場に変わって
建設された球場です。
当初の予定では、
ドーム球場建設を予定していましたが、
高い建設費や維持費に見合う収益が見込めない他、
体に負担がかかる人工芝ではなく
天然芝を使用する案になったため
それまでの方針を変え、
天然芝オープン型野球場を中核とした複合施設を
有力案として事業化を検討することになりました。
因みに取り壊しが決まった広島市民球場は
左翼91,4m、中堅115,8m、右翼91,4m、左右中間109,7m
フェンスの高さ2,55m、収容人数31984人
という非常に小さな球場であり、
ホームランが出やすい球場でした。
また広島市民球場は
内野が甲子園球場などと同じく
黒土を使用していましたが、
MAZDA Zoom Zoom スタジアム広島では
天然芝を導入しました。
しかし日本では非常に珍しい内野の天然芝は、
想像以上に打球が転がりにくく、
不規則なバウンドが捕球ミスを引き起こすので、
内野手にとっては非常に厄介な球場でもあります。
また外野フェンスについては
選手側からの要望を取り入れ
全体の高さは変わりはないものの、
クッション部分を高くした上、
より高性能な衝撃吸収能力を持つ製品が
使用されることとなりました。
その結果、ホームラン性の打球を
外野フェンスによじ登って捕球したプレーは
この高性能なクッションの影響だと言われています。
また野球の試合以外では、
コンサートが行われるほか、
非常に倍率は高いものの
抽選で一般にも開放されています。
最後まで読んで頂き有難うございます。