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外野はレフト・センター・ライトの3つのポジションがあり、
それぞれ特徴があります。
<レフト>
走塁は反時計回りですので、
進塁方向への距離が近いレフトは
スローイングに課題がある選手が
守ることが多いポジションです。
<センター>
広範囲をカバーする走力と打球判断に加え、
捕殺やランナーの進塁を防ぐために
安定かつ強いスローイングが求められます。
<ライト>
ランナーは反時計回りに進塁しますので、
安定かつ強いスローイングが求められるだけでなく、
広い守備範囲も求められます。
<重さ>
外野に飛んでくる打球の大半がフライな上、
広範囲を守らなければならないので、
グラブはどのポジションのグラブよりも長く作られています。
しかし外野はバッテリーや内野手と違って
打球が飛んでくる頻度が少ない上、
バッターからの距離がありますので、
強い打球もあまり飛んできません。
従ってメッシュなどの軽い素材を
グラブの背面に使用したりと
現在では軽量に設計されたグラブも数多く存在します。
<大きさ>
外野手はフライやライナー性の打球を
捕らなければなりませんので、
大きくて長いグラブを使用するのが一般的です。
しかし近年では背面にメッシュを使用したりと、
一昔前では考えられないような素材を使い、
グラブが製作されるようになりましたので、
より軽量なグラブが作られるようになりました。
しかしメッシュなどの素材は
耐久性に問題がありますので、
キャッチャーミットや内野手用のグラブでは
使用されることはありません。
<深さ>
外野手の一番の仕事はフライを捕球することなので、
基本的に深めの設計になっています。
しかし外野に慣れていない選手や
内外野を守るユーティリティープレーヤーなどは
大きくて細長い上にポケットが狭い外野手用のグラブを使わず、
大きめの内野手用グラブで守る選手もいます。
また外野手用のグラブでも
素早くスローイングするために、
ポケット(捕球面)を広くし、
尚且つ少し浅めのグラブを使用する選手もいます。
上記でも述べたように、
外野手用のグラブは「大きい・長い・
ポケット(捕球面)が狭い・重い」というような
特徴がありました。
しかし外野は強烈な打球や捕球頻度が少ないため、
メッシュなどの軽い素材を使用するグラブが誕生しました。