さて前回はバットの握りについて色々と
お話しさせて頂きましたが、今回は打撃フォームについて
お話しさせて頂きたいと思います。
ではそのフォームとは一体何かといいますと
1、オープンスタンス
2、クローズドスタンス
3、スクエアスタンス
の3つについてです。
http://yakyusyubi.com/catcheronerbatter/
今と昔とでは考え方が大分変ってきていますので、
それについてもお話ししていきたいと思います。
1、スクエアスタンス
http://tkk-base.com/batting-03
これは基本的に今も昔も変わらず
最もオーソドックスかつポピュラーな
スタンスです。
構え方は両足をホームベースに対して
平行に構えるのが基本的な構えです。
このフォームは非常にバランスがいいフォームなので
癖のないシンプルな打撃フォームとも言えるでしょう。
初心者やフォームに悩んでいる場合は
取りあえずスクエアスタンスで打ってみるのも
良いかもしれません。
クローズドスタンス
http://guitarattic.blog.fc2.com/blog-entry-180.htm...
このフォームは昔のプロ野球の映像を見ると
殆どのバッターがこのフォームで打っています。
構え方は右バッターは左足、左バッターは右足を
軸足より前(ホームベース寄り)に出して構えるのが一般的です。
このフォームは構えたときに肩が入った状態なので、
手元まで引き付けて打つことができる為、
アウトコースを力強く叩くことができます。
しかし構えたときに肩が入りすぎているため、
テイクバックをとったときに
背中越しに横目でボール(投手)を見ることになるので、
視界が狭まる上、インコースの対応が遅れてしまう可能性があります。
従ってこのフォームはある程度インコースが得意な打者でないと
対応が難しいかもしれません。
オープンスタンス
http://badinvestor.blog19.fc2.com/blog-entry-795.h...
構え方は右バッターは左足、左バッターは右足を
後ろに引くように構えるのが一般的な構えです。
このフォームは体が開き気味になるので、
クローズドスタンスとは逆に視野が広くなります。
従ってボール(投手)が見やすくなり、
特にインコースの対応がしやすくなります。
しかし開いた状態で構えると
テイクバックをとった時に、しっかりと肩が入らず
開いた状態で打ちにいってしまう可能性があります。
その結果、強くバットを振ることができず、
ジャストミートしたつもりでも、
当てただけの弱い打球になってしまいます。
また片足を開いていますので、ある程度踏み込んでいかないと
アウトコースの対応が難しくなりますので
このフォームを試すなら、開いたままにならないように
テイクバックをしっかりとる事を意識する必要があります。
今回はシンプルに3つのフォームの解説をしましたが
掘り下げればさらに多種多様に存在します。
しかし基本的には上記で述べた3つのフォームが基本となっていますので
あれもこれもと手を出すのではなく、
取りあえず3つから試してみるのも良いのではないでしょうか。