前回はショート(遊撃手)について
お話しさせていただきました。
今回は外野手(レフト・センター・ライト)について
お話しさせていただきます。
レフト(左翼手)について
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20170...
レフトは三遊間(ショートとサードの間)後方を守るポジションです。
ベースの回りが左回りな為、レフトには
守備力やスローイングに難がある外国人選手や
バッティングの良い選手が守ることが多いポジションです。
基本的にさほど難しいポジションではありませんが、
真芯でとらえた打球は大きく左に切れてきたり、
ミートの仕方によっては回転数が
非常に少ない打球になることもありますので
ナックルのように揺れる打球になることも稀にあります。
しかし基本的にレフトはさほど身体能力や高度な守備力が
求められるポジションではありませんので、
プロ野球ではゴールデングラブ賞のタイトルに
レフトを守る選手が選出されることはほとんどありません。
センター(中堅手)について
http://blog.livedoor.jp/hmnk7/archives/51039011.ht...
センターは外野の真ん中を守り
キャッチャー・ショート・セカンドと共に
センターラインを担うポジションの一つです。
センターは前方後方から左中間右中間まで
守らなければなりませんので、
広い守備範囲をカバーするだけの
打球判断・ポジショニング・瞬発力・スピードなどが求められます。
またバックホームや左中間・右中間の深い位置からの送球があるため
肩の強さや安定したスローイングも求められるポジションです。
従って、もともとショートを守っていた選手が
センターにコンバートされるケースも非常に多いです。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/13...
非常に身体能力の高い選手が守ることが多いポジションなので、
走攻守三拍子揃った選手が多く、
チームの中心選手やスター選手が守ることが多いのも特徴です。
プロ野球ではゴールデングラブ賞(外野部門)の
常連ともいえるポジションでもあります。
ライト(右翼手)について
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20160...
ライトは一・二塁間(ファーストとセカンドの間)後方を
守るポジションです。
軟式野球では左バッターが少なく、
またボールの特性上、右バッターの流し打ちも少ないため
軟式野球においてのライトはスタメンで
最も守備を苦手にしている選手が守るポジションでもあります。
しかし硬式野球はレベルが高くなりますので
左バッターの数や右バッターの流し打ちなども増えます。
従って打球が飛んでくる頻度が多く、
軟式野球と違って守備力が求められます。
またライトはサードまでの距離が最も遠く、
サードへの進塁や三塁打は非常に得点に繋がりやすいため、
外野手の中でも肩の強さや安定したスローイングが
求められるポジションでもあります。
従って総合的な能力が求められるポジションなので、
チームの中心選手やスター選手が多いのも特徴の一つです。
以上でポジションの解説を終わりたいと思います。
最後まで読んで頂き有難うございます。