http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=colu...
前回は「左ピッチャーが右バッターの
インコース(内角)をつく配球・リード」について
お話しさせていただきました。
今回は「左ピッチャーが右バッターのアウトコースを攻める場合の
配球・リード・注意」についてお話しさせていただきます。
前回でも触れたように
右バッターは左ピッチャーの投球フォームが角度的に見やすいため
リリースポイントや球筋が非常に見やすいです。
左ピッチャーが右バッターのアウトコースを攻める場合
https://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20170717...
右バッターが左ピッチャーの投球が見やすい理由は
「角度」にあります。
その「角度」が右バッターには非常に見やすく、
打ちやすい要因となっています。
しかしそのアウトコースの場合
その「見やすさ」が逆に感覚以上の距離を生み
遠く感じることとなります。
従って、その「見やすさ」を逆に利用することが
アウトコースの配球・リードの肝と言えるでしょう。
カーブやスライダーを投げる場合
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yakyutaro/s...
カーブやスライダーといった球種は
まともにストライクゾーンを狙うと
甘くなってしまう可能性衣があります。
従って、カーブやスライダーを投げる場合は、
ボールゾーンからストライクゾーンへ変化させる
配球・リードがベストと言えるでしょう。
フォークやスプリット投げる場合
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_...
フォークやスプリットなどの落ちるボールは
ストレートと非常に似たリリースや球筋な上、
アウトコース低めに決まれば、
右バッターから最も遠い為、
非常に有効的なボールであると言えます。
しかしフォークやスプリットなどの落ちるボールは
すっぽ抜けた場合、
甘いコースに棒球を投げることになりますので、
左ピッチャーの投球が見やすい右バッターにとっては
これ以上ない絶好球となってしまいます。
従って、フォークやスプリットなどの
落ちるボールを要求する際は
とにかくワンバウンド覚悟で
低めに投げる必要性があります。
ストレートを投げる場合
http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=colu...
ストレートを投げる場合はアウトコースの
ストライクゾーンぎりぎりに投げるのがベストです。
上記でも述べたように
左ピッチャーのアウトコースへの投球は
遠く感じるため、被打率が低く
またストライクかボールかの判別も難しくなります。
特にアウトコース低めのストレートは
バッターから最も遠いので確実性に欠けます。
従って、被打率が全体的に低く、
その中でも特に長打率が低いので
球威のあるストレートが
アウトコース低めに決まった場合、
バッターにとっては非常に脅威と言えるでしょう。
配球やリードにはセオリーは存在しますが、
絶対にこうでなければならないという法則はありません。
考え方によっては千差万別と言っても過言ではない為、
どのように配球・リードをするかは、
バッテリーで意思疎通を心がけなければなりません。
最後まで読んで頂き有難うございます。